嫌いな母に似る

母は、過保護の域を超えて過干渉だった。

専業主婦だったこと、私が一人っ子だったことが大きな理由だと思う。

何が嫌だったと言えば、私を自分の思うようにコントロールしようとする所。

たとえばピアノの発表会の衣装で

私が選んだ黒いワンピースがシンプルすぎることが気に入らなかったらしく、

大きな花のブローチを付けた方が良いと言われて

私はどうしてもつけたくなくて、嫌だと言ったら

とてつもなく怒られた。

やりたくない習い事や塾にも行かせられた。

私の意思は聞き入れてもらえなかった。

こんな風には絶対私はなりたくないと思った。

 

結婚してから、夫に対して母親と同じことをしていることに気づいた。

自分の都合の良いようにコントロールしようとしていることに。

自分の思い通りにならなかったら不機嫌になった。

このままだと夫はいつか私から離れていくと思う。

自分以外の他人をコントロールしようなんて、間違ってるんだ。

軌道修正・・・。